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顎関節症の原因

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「顎関節症」という疾患をご存知ですか?顎関節症はストレスの多い現代の病とも言われています。当医院でも顎の不調を訴える患者様が多くいらっしゃいます。
症状は顎周辺のお痛み、顎を動かすと音がする、お口が開けづらい、急な噛み合わせの不快感などです。
顎関節症の代表的な原因は、歯ぎしり、嚙みしめ、噛み合わせ、上下の歯の接触癖、解剖学的脆弱性です。解剖学的脆弱性とは、個人が待つ先天性または後天的な構造上の脆さ弱さです。

顎の筋肉を常に緊張させるような癖があると、顎関節に大きな負担をかけることになります。就寝中や無意識に行う歯ぎしりや食いしばりは悪い習慣です。さらにその原因を探ると、日常生活でのストレスがこうした癖につながっている場合もあります。
いつも同じ側の歯で噛むなど偏った咀嚼も顎にはよくありません。片側の歯が虫歯や歯周病などで痛いことなどから、反対側の歯だけで噛むようになってしまう癖がついてしまう場合も多いといえます。やはり定期的な検診やクリーニングは大切です。
寝ながら食事をとる、横向きでテレビを見るといったことも顎に負担をかけます。顎と首の筋肉は連動しているので、首が曲がった姿勢で顎を使うのは良くないのです。また、頬杖やうつ伏せ寝も顎に大きな負担をかけます。悪い生活習慣が顎関節症を誘発しやすくします。
歯の噛み合わせが悪い場合、偏咀嚼や歯ぎしり、噛み締めなどの癖につながりやすいと言われています。
こういった様々な原因が積み重なり、顎関節の耐える力が限界に達すると顎関節症を発症すると考えられています。突然発症するわけではなく、原因も一つではありません。

顎関節症の治療はマウスピースを使用することがありますが、ご自身の生活習慣の中で予防したり症状を改善できる場合もあります。そちらに関しては改めてご紹介いたします。

※参考書籍:顎関節診療ハンドブック(著者:本田和也・出版社:メディア)

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2017年04月08日 13:06に投稿されたエントリーのページです。

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