4月のブログで些細な生活習慣が顎関節症の原因になることをお伝えしました。
今回は顎関節症予防のセルフケアをご紹介します。ほんの少しの注意で予防できたり、症状を緩和できる場合もありますので、参考にしてください。
1. 歯を食いしばっていませんか?
スポーツなどで食いしばりが避けられない方は、歯科医院でマウスピースを作りましょう!
2.大きい口を開けていませんか?
あくびやくしゃみなの際も顎に手を添えるなど負担防止を心がけましょう!
3.頬杖をついていませんか?
頬杖をつく習慣は顎に負担がかかります。また片側だけでの噛み癖も気が付いたらやめましょう!
4.普段の姿勢はどうですか?猫背になっていませんか?
姿勢が悪いと顎や首の筋肉、顎関節に負担がかかります。背筋を伸ばし正しい姿勢を保つよう気を付けましょう。長時間のパソコン作業が避けられない場合は、こまめにストレッチをしましょう!
5.うつ伏せや横向きで寝ていませんか?
歯に圧力がかかり、顎関節や歯並びに影響を及ぼします。できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。
6.ストレスを溜めていませんか?
ストレスは全身の筋肉を緊張させたり、歯ぎしり食いしばりの原因になります。適度な運動は筋肉の緊張をほぐす効果があります。普段からストレス軽減に努めましょう。
これらはあくまで予防の一環です。もし顎関節症の治療を行ってる方は、主治医の先生の指示に従いながら参考にしてください。また、症状が改善しない方は専門医の受診をおすすめいたします。
※参考書籍:顎関節診療ハンドブック(著者:本田和也・出版社:メディア)