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春らしくなりましたね
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
春といえば、桜の季節ですね。町中で、笑顔の方々に遭遇することが多くなったような気がします。
わたしは、昨年の今頃、アメリカのテキサスで開催されたAAE(米国歯内療法学会http://www.aae.org/)の定期学会と、ペンシルベニア大学の歯内療法セミナーに参加させていただきました。
まず、今日は、AAEに参加して気づいたことを、書かせて頂きます。
AAEの学会参加者数が、日本で開かれる学会などと比較して、ケタ違いだったのに、驚きました。
そりゃ日本の人口は、アメリカと比較して少ないのだから、当然でしょ! というわけではないのです。
アメリカの学会には、世界中の先生方が集まります。ヨーロッパ、南米、アジアなどなど。
そんな遠くから、わざわざ、なんの為にでしょうか。
自分の診療室を休んでまでも、長いフライトをしても、高い参加費を払っても、それに見合うだけの情報を得られるからです。
なんの情報でしょうか。
世界基準での治療方法が今、どういったものなのか。という情報です。
「世界基準」これは、とてもとても、重要な事です。
つまり、今現在、自分の行っている治療方法が、日本独自の治療になっていないかどうか、さらには自分の診療所内だけで通用する自分独自の治療方法を行っていないかどうかを、常に確認することが大切なのです。
特に、日本のような島国であると、日本独自の治療方法がまかり通ってしまっていて、浦島太郎になってしまうことも多々見かけます。
とくに歯内療法の分野は、日本でまかり通っている治療方法と、世界基準の治療方法が一致していないと思います。
わたしが、学生の時や卒業したての時は、○○大学だとそういう器材使うんだ〜!とか、○○大学はそうやって治療するんだ〜! とか、いちいち感動していましたが、今思えば、なんと狭い視野で、歯科の分野を考えていたのだろうと思います。
台湾や韓国、インドネシアやフィリピンにしても、彼らは大学で、世界で認められている英語で書かれた原薯本を教科書として、使用します。
わたしたち、日本の大学は、日本人の大学教授が書いた本を、教科書とします。
他のアジアの歯科医師たちは、学生の時から海外の新しい論文などから情報を得ることをトレーニングされています。
一方、日本の大学で教育を受けた歯科医師たちは、英語で論文を読むトレーニングは、されていないので、情報を得るためには、他のアジアの方と比較して時間と労力がかかります。
そして、面倒になってしまうのです。この時点で、完全に出遅れています。
これが、日本が他の国と比較して、日本独自の治療方法を行いがちになってしまう理由ではないかと思います
わたしの所属するスタディーグループのSJCD、PESCJ(Penn Endo Study Club in Japan)の両スタディーグループも、「世界基準」ということばをかかげています。
日本で開催される学会は、いつもアジアの近隣諸国の先生方であふれているような、情報を発信できる歯科先進国になることが、わたしの夢です。
それを、目標に、日々精進していきたいと思います。
長くなりましたが、お付き合いありがとうございます。
後半に続く。 後半は、ペンシルぺニア大学でのお話。

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